cotan booksのブログ

「インターネットとうまくつきあう」をコンセプトにした本屋のブログです

cotan booksは7/20オープンです

 

オープン日が決まりました。

ぎりぎりの告知ですが、オープン日が決まりました。
7/20(月)13:00時開店です👏
 
場所はこちら。オレンジの旧式郵便ポストが目印です。
 
 
開店時にはたくさんの人に来て欲しかった気持ちはもちろんあったけれど、新型コロナ以降で状況は変わってしまいました。
 
まだ予断は許さない…というよりも誰もが思い浮かべるオープニングイベントはもう実現できない、ないしはかたちを変えざるを得ないと思っており、後者を選ぶことにしました。
 
まずはイベント以外のことで、ゆっくりゆっくり、お店を育てていきたいと思います。
 

お店の営業時間

当分は、金〜月の13〜19時の週4日営業で、火〜木はお休みとします。

状況に応じて変わる可能性がありますが、SNSなどで随時発信していく予定です。(facebookページとインスタはただいま立ち上げ準備中)

 
 

ショップカード

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しおりに花を貼り付けただけのシンプルなショップカードです。
本などで潰して押し花にしても良いし、そのままどこかに飾ってもらっても良い実用的なしおりです。

知人にショップカードを渡そうと思っていたものの、出来にあまり満足いっていなかった私を見て、妻が咄嗟に思いついた素晴らしいアイデアでした。
(大量生産はできないので少しずつお世話になった方にお渡ししていきます)
 

「枯淡苑」という意味について

google mapやショップカードにある「枯淡苑」ということば。
いきなり出てきてなんじゃこりゃと思う人もいるかもしれませんが、「枯淡苑」とは、私の本屋「cotan books」と、妻のドライフラワーのお店「wildswag」が共に(物理的に)留まる場所の名前を指しています。
 
「苑」は庭園や文壇を指しており、本やネット、草花など様々な文化が集う場所にしたい、という思いが込められています。
 
「枯淡」という漢字も、古本やドライフラワーを思わせる字があるので思い入れが強く、ずっと使いたいと思ってました。
 
そんな感じで、やや強引かもですが【開智にあるお店は枯淡苑】とすることにしました。
 

品揃え

古書、新刊、CD・レコードがあります。
ただしほとんどは古書が割合を占め、新刊や音楽メディア類はごく僅かです。
 
実際に本を取り揃える中で、思うところがありました。古本市のイベント出店とはやはり大きな違いで、量に圧倒される日々です。自分の作りたい本棚(=棚に本を並べる)のには、時間とお金がかかるのですね。
 
元々は古本だけで揃えるつもりでしたが、cotan booksでは、「子どもの文化普及協会」「book celler」という小取次サービスを利用して新刊をほんの少しだけ仕入れさせてもらっています。(まだ確定ではないが、楽天の「Foyer」も利用予定)
 
新刊は「デジタル」をテーマにしている以上、最新のトピックで扱いたい本が出てくる(ただでさえ本はネットやマスメディアの話題に追いつくまで時間がかかる)ことが大きいと感じました。
一度試してみると、現在進行形のニッチな新刊を探して選ぶ楽しさもあることに気づけました。
 
ただ、どこからどの本を仕入れても、どうやっても「足りない」と言い続けるだろうな〜、と本屋の果てのなさを実感しています。
CDやレコードはほとんど私物と貰い物なのでその境地には至ってませんが、いずれ…
 
 
 

最近のこと

本棚、ガラスケース、マガジンラックをお譲りいただきました。


アガタ書房さん、ブックスダイマルさん、本当にありがとうございました。
(情報を連絡してくれた方もありがとうございました)
 
本棚たちが入ることで、すごく本屋らしくなり、とても驚いています。
「せっかくの本棚に隙間があるのはもったいない!」と余白埋めたい気持ちでいっぱいになって、さらに仕入れに力を入れることにしました。
 
本を仕入れては棚のどこに入れるべきか、値付けはいくらか、などを考えて商品登録を進める日々が続いています。
 
店を入ってすぐにある平台には、毎月何がしかテーマを設けて本を並べる予定です。
 
他にも、塩尻に新しくオープンしたweekend bookstoreのことや、実は執筆者として参加している松本の本第2号のことを書こうと思ったけれど、今日はここまで。(今日はお知らせが多くですます調で書いてた…)
 
最近夜寒くなってきたので皆さん身体冷やさぬよう…おやすみなさい。