cotan booksのブログ

「インターネットとうまくつきあう」をコンセプトにした本屋のブログです

もっと気軽にオンライン通話を

<!—タイトルがここに入ります—>していきたい、という短いお話。

 

ここしばらく、オンライン飲み会や読書会など、カジュアルなビデオ会議型イベントをいくつか試してみた。

接触8割減のために引きこもり続けている身としては、運動や瞑想にはないストレス緩和の効果が得られることが実感できた。

仕事関係の方々とはビデオ会議なんてしょっちゅうだが、オフラインで交流できていた人々とは直接話すことができなくなってしまい、それが思ったよりストレスになっていたようだ。

そんな状況を生み出す要因の1つに、未だ自分がウイルス持ちである、という仮定がまだ拭えず、知り合いがいるお店や家にカジュアルに行くのは控えていることがある。

ただ、この仮定が持つ可能性をゼロにしてしまうと、緩みに歯止めが効かないし、他人を緩ませることにもなるし、収束も遠のいていゆく。

結局ウイルスが収まってくれなければ、(自己本位に考えれば)どうにもお店を持つ意義を潰されてしまうようなものなので、そこには加担しないようにしたい。

 

話は少し変わって、最近ウェルビーイング、およびデジタルウェルビーイング*1のオンライン学習コースを取り始めた。

誤解を恐れず簡潔に書いてしまえば、ウェルビーイングは"人間が「よい状態」"*2であること。

そして、ウェルビーイングの中にも様々な側面がある中で、デジタルウェルビーイングgoogleの定義を借りれば"テクノロジーと健全な関係を構築し、維持する"*3ことにある。

(実はcotan booksはデジタルウェルビーイングをコンセプトにした本屋です)

 

学習コースの過程で、自分のウェルビーイングを数値で出してみようという課題があった。24問の簡単なアンケートに答えるだけの簡単な心理テストなのでやってみた。

PERMAによる私のウェルビーイングスコア

PERMAによる私のウェルビーイングスコア

10段階評価のうち5に近い数字がほとんどで日本人らしさが滲み出ているが、Lonliness(孤独)の値が相対的に高く出ており、腹落ち。自分は孤独耐性強いと思っていたが、そうでもなかった。

 

また、学習教材の1つに、本コースの講師でもあるYale大学の教授が、これから新型コロナにどう適応していくか、について話すQ&A形式の動画があった。

www.facebook.com

 

その中で、”誰しもがストレスを強く感じやすい環境下だからこそ、我々はこれまで以上に意図的に無駄話、雑談といったコミュニケーションを増やしていく必要がある”と言っていた。

zoomなどのビデオ会議型webサービスなどを活用して、家族、友人知人、どんどん人と話しましょう、と。

内容は至極当たり前のことを言っているはずなのだが、今の状況で人と会えないのは仕方がない、という考えから自らが無意識的にコミュニケーションを減らしてしまっていたことに、今さらながら気づいた。

もしかしたらコミュニケーション量は自分が思っているよりも…日々を潤すために必要な量よりも大幅に減少してしまっているのかもしれない。

 

そんなわけで、互いのウェルビーイングのために、もし親切にお話のお時間いただける方いましたら、SkypeアカウントのIDを置いておきますので、リクエストお待ちしています。

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話題はなんでも良いです。本、映画、音楽、最近食べたもの、などシリアスになり過ぎない話題歓迎です。zoomでもmessangerでも、いっそtwitter DMのテキストコミュニケーションでも大丈夫。時間は5分でも10分でも、どれだけ短くてもどれだけ雑でも大丈夫です。

 

という短絡的な募集文(とはいえ気持ちに偽りないので気軽にリクエストやDMください)を書いてしまうほど、人々とこまめにやりとりしていきたいと思える新しい生活様式を迎えながら、粛々と開業準備中です。

 

 

*1:いつかこのブログで詳細に解説します

*2:わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術,  著・監修:渡邊淳司、ドミニク・チェン

*3:Intro to digital wellbeing - Google Digital Garage